ストリーミングサービスの楽曲でDJができる時代が到来しつつありますが、PCが接続できなかったり、インターネットに接続できなかったりといったトラブルはありがちです。
そんな時、ローカルに楽曲がたくさんあれば安心ですが、地道に楽曲を購入してコレクションを増やしていくしかありません。とはいえ、お金や時間にも限界がありますが、定額を支払えばサイトからMP3をダウンロードし放題のレコードプールサービスも存在しますので今回は紹介します。
DJcityとは
基本的に会員でないと利用できないのですが、サイトから曲を検索してmp3をダウンロードすることができます。
無料会員はないのでハードルがありますが、月々課金をすると楽曲がmp3でダウンロードし放題となっているサブスクリプションのサイトです。月々課金は1ヶ月4000円ですが、長期割や1ヶ月目は1500円で利用できるという料金設定もあり、今回試してみることにしました。
ダウンロードできる楽曲には有名な曲も含まれていて、楽曲によってはクリーンなワードだけに限ったバージョンやアレンジバージョンなどもあり
他のサイトでリサーチしてみた感じだと、古い曲が多いという声が多いようです。AppleMusicやBeatportのような別のサイトである程度流通しきってしまった楽曲が最終的に行き着く先という声もあるようですが、「曲を全く持っていない!」という方には有名で欲しいと思っていた!という楽曲が見つかるかなと思います。
DJcity公式サイト
DJcityに登録してみる
会員は月々¥4000なのですが( 2025年4月現在 )初回登録時の1ヶ月目は¥1500円で利用できますのでひとまずお試しができます。そのタイミングでも全ての楽曲へのアクセスができるようなので1ヶ月である程度検索したりしてダウンロードしたりして自分に合ったサービスなのか試してみることができます。
DJcityからの楽曲をDLする
他のサイトと違い、DJ用にイントロを追加する編集がされたExtendバージョン「Intro」、放送禁止用語等を抜いた「Clean」、原曲の「Dirty」、ボーカルなしのインストゥルメンタル「Inst」など幅広いバージョンを用意されていて、楽曲をダウンロードする時に選ぶ事ができるので他のサイトと違い同じタイトルの曲をいろいろと聞いてからダウンロードするのではなくサンプルの原曲を聴いて欲しいバージョンを選ぶという設計になっています。
現場でDJcityの楽曲でDJする
楽曲はすぐに使えるmp3形式でダウンロードできます。rekordbox7で取り込むとmp3のメタ情報に楽曲情報が入っているので自分で入れなくても良いのがとても楽で良いですね。
DJcityを解約する
1ヶ月目だけ1500円で利用できるので早速使ってみたが、思ったより欲しい曲がなかったなという場合は2ヶ月目から4000円ほどなので解約いたしましょう。アカウントページよりサブスクリプションの管理ができます。
以下のリンクより「マイアカウント」→「契約内容」→「サブスクリプションをキャンセル」で解約、火カウントの退会ができます。注意点としては次の更新の48時間前に解約処理をしておかないと決済の予約がされてしまい。
DJcityのアカウントページ
DJcityは初心者DJにいいぞ
掲載楽曲は確かに古めの曲が多いというのはありますが、有名な曲も多いので急遽欲しいなと思った時にあるというのは強いのではと思います。
新しいジャンルのDJをやりたいなという時に1曲ずつ仕入れをするのは大変ですがDJcityを活用する事で固い地盤を作りつつ別サイトで新しいトレンドの曲を手に入れてくるという使い分けをするのが良いかなと思いました。
これからは、PCDJによるストリーミングを活用したDJスタイルがますます増えていくと思われますが、やはりUSBに楽曲を入れて、安定した環境で機材を使ってDJをする場合には、DJcityのようにMP3をダウンロードしてローカルに楽曲を保存できるサービスが重要だと考えます。
ただ、久しぶりに登録して使ってみようかと思うと、ジャンルのかたよりが強く突然欲しいかなーっと思ってもなかなか使いやすい曲が見つからないと言う事が多いように思い、時間をかけて曲を探すなら別のサイトで1曲単位で購入する方が良いかもしれません。
DJcity公式サイト

