【安心快適】コロナ療養ホテルで過ごした7日間体験記
4月の上旬ごろにコロナウイルスに感染してしまいまして、東京都のホテル宿泊療養を受けましたのでその時の体験などをまとめようと思いました。これからホテル療養を受ける方の持ち物などの参考になればと思います。
この情報は2021年4月でのホテル療養の内容です。
最新情報は東京都のホテル療養に関するページの情報をご覧ください。
個人的な意見が含まれる場合がありますので情報の確認は他のサイトも見ると良いと思います。
コロナ感染発覚
外に会食に出かけてから5日後くらいから体調が悪くなりました。ずっと家で寝ていましたがインフルエンザかなという感じのだるさと熱が続く感じでした。
この時の症状(個人差はあります)
このあと、3日ほど熱が下がらずでしたので近所の診療所に行き診察を受けたところ、即日PCR検査を受けられる病院を紹介いただき2時間後に予約をしPCR検査を受けることができました。
保健所から電話がかかってきて搬送の日時と搬送場所が告知されます。僕の搬送先は国会議事堂前のAPAホテルになりました。東京都のホテル療養に関するページでそれぞれのホテルに備え付けであり持っていかなくてもいいものが見られますのでチェックしてみてください。
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コロナ療養ホテルへの搬送される
今のPCR検査の結果は2時間くらい(受けた時間帯や場所によると思いますが)で結果が分かるようです。保健所で受けた時は次の日の昼だったのでとても早くて助かりました。陽性ということがわかり、病院から保健所に連絡していただき、1時間以内に保健所より電話がかかってきました。
搬送されるホテルや時期によって置いてあるものが変わったり、違うかもしれないので注意してください。東京都のホテル療養に関するページにありますのでチェックしてみてください。
国会議事堂前のAPAホテルにあるもの(ホテルにより違いがあるかも)
- ボディーソープ・シャンプー・シャンプ
- 歯ブラシ
- テレビ( 画面共有もできる! 有料VODが一部見れる)
- Wi-Fi
- 湯沸かしポット
- 粉洗剤
- マスク
- ハンガー(スーツ掛ける用の少しクセのあるやつ
ホテルによると思いますがテレビで見られる有料ビデオ(VOD)が無料で見られるようになっているようです。あまり僕が興味のあるものはありませんでしたがNHKインターナショナルは面白いと思います。外人向けの日本ニュースをやっていたりとか伝統工芸を紹介していたりしますが、観光向けなので普段やらない観光情報とか、職人さんが出てきてクリエイティブなことをしていたりとかするので面白いです。
Wi-Fiは快適だったと思います。持っていったタブレットでNetflixやAmazon Prime Videoなどで時間を潰すしかやることがないと思いますのでネットが速いと暇潰しも捗ります、とても良いですね!
お気に入りのシャンプやリンスじゃないと嫌だという人は持参しても良いかもしれませんが、APAホテルのシャンプーは良い感じでした!持って行く必要はないんじゃないかなって思います。
マスクは夕飯のお弁当に1枚ついてきます。毎食はもらえないので大事に次の日1日のために取っておく必要があります。そのマスクを使って朝食・昼食・夕食のために部屋を出ないといけません。すぐに捨てたり汚さないように注意しましょう。退去時の念の為で、コンビニで売っているようなマスクを2-3枚持っていくと良いかもしれませんね。
持っていく必要があるもの( 持ち物リスト )
- 服(ホテルで過ごす用の服 / 寝る用の服 / ホテルから帰る用の服 )
- 体温計 ( 一応持っていきましょう!持ってきてなくても借りれそうです)
- バスタオル( 2枚くらいあると良いかなと思います ) / フェイスタオルなら2枚くらい
最低限持って行った方が良いかなって思うものです。東京都のホテル療養公式サイトを見ると他にも紹介されていると思いますが、ホテルに備え付けもあるので全部が全部持ってかなくても良いかなと思います。
帰る時は電車で帰らないといけないのでキャリーバックで行くと良いと思います。大きいのだと大袈裟になってしまうと思いますが、LCCに持ち込めるタイプのサイズ以上だとちょうど良いと思います。
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服は部屋のお風呂で押し洗いなどをするしかないので、乾きやすいものだと良いと思います。お弁当を毎食1Fのロビーまで取りにいかないといけないので人目はありますがおしゃれな服なんて洗濯が大変ですので過ごしやすくゆったりできる服にしましょう。あと靴下も洗うのめんどくさいなと思ったのでサンダルで行きました。
ハンガーはホテルにもありますが不安であれば3-4本持っていくと良いかもしれません。APAホテルのハンガーはちょっと洗濯物を干すのには向いてないのではないかと思いました….
体温計は借りることもできるのですが、持ってきて欲しいと東京都のホームページに載っていましたので持参しましょう。酸素飽和度を測るパルスオキシメーターは入所日に封筒に入っていて借りることができます。同じメーカーのものを買おうと思って調べたら2万円くらいするのと医療関係者ではないと買えないようでした。
AppleWatchの新しいモデルだと測れるようなので厳密じゃない計測でも良いということであれば色々機材はありそうですね。
ホテルですが備え付けのタオルはありません。持参する必要があります。バスタオルだと洗うのが大変なので体を拭くのもフェイスタオルで良いというのであればそれで良いかもしれません。僕はバスタオルは乾かないと思いましたので2枚持参し数日同じものを利用してなんとか凌いでいましたがフェイスタオルの方が洗濯した時に乾きやすいと思うので良いと思います。2-3枚持っていきましょう。
ビンなどの燃やせないものはゴミとして出せないようです。ペットボトルなどは食事の時にもらえるので持っていかなくても良いと思います。
コロナ療養ホテルに持っていった方が良いと思ったもの
- 歯ブラシ( 硬めが希望なら )
- 寝る時の服
- ハンガー4-5本
- 冷えピタみたいな頭を冷やすもの
- お医者さんにもらった薬(解熱剤や頭痛薬を飲むと重症化しやすいようなので市販薬は禁止されます)
実際の経験をもとにホテルにあるけど持っていった方が良いものなど紹介いたします。
歯ブラシは備え付けがありましたが、ブラシが柔らかめなので硬い方が良い人は持っていった方が良いと思いました。僕は持っていかなかったのですごい後悔しました。全然磨けないです….
寝る時に普段着だと辛いという人は寝る時用の服も持っていきましょう。
ハンガーは通常宿泊時にスーツの型崩れがしないようなちょっと大きめのハンガーです。
部屋で洗濯をしてものを干す時はもっとシンプルなハンガーの方が良いと思い、ハンガーを4本持っていったら上下と下着など干すのでちょうど良かったと思います。
冷えピタみたいなものは提供されないので熱が出た時に辛いという人は必要であれば持っていきましょう。
僕は5日間くらいいたと思うので10枚くらいあると良いと思います。退所日は人によって違うと思いますので不安であればもっと持って行くと良いとおおいます。
解熱剤は飲んではいけないようです。倒す方法が体の熱しかないようで、解熱をし過ぎてしまうと治るのが長引いてしまうようです。あと重症化する可能性もあるということでしたので辛いですが熱が出ている方で薬を飲みたい場合はホテルの看護師さんに館内電話で確認を取りましょう。
僕の場合は病院でもらったカロナールなら本当に辛い時だけ飲んで良いと言われていたのですが退所が遠のくと言われたので特に飲まずに生活していました。(直すことが大事なので本当に辛ければ飲んだほうが良いと思いますので看護師さんに相談しましょう)
コロナ療養ホテルでの生活
ホテルではスケジュールが決まっています。
時間ごとに館内アナウンスがありアナウンスに従いながら生活をします。
該当しない時間については特に自由です。
- 7:00-7:40 朝の検温・酸素飽和度・症状の確認/記録
- 8:00-9:00 朝食を1Fに取りに行ける時間
- 12:00-13:00 昼食を1Fに取りに行ける時間
- 16:00-17:00 夕方の検温・酸素飽和度・症状の確認/記録
- 17:00-18:00 夕飯を1Fに取りに行く時間
看護師の方とホテルの内線電話でコミュニケーションを取ることになりますが、ウェブサイトの体調記録サービスに毎日自分の体調を記録します。記録を怠ると中で倒れているかもしれないので強制的に踏み込まれる可能性がありますので毎日きちんと記録をします。
毎食美味しかったコロナ療養ホテルの食事
コロナ療養施設では弁当が毎食無料で配布されます。食事の時間になると1階のロビーに弁当を取りに行きます。1人分が袋に入っているので受け取って必要であれば電子レンジコーナーで温めてから自室に戻ります。ゴミを捨てたい場合は指定の1時間の食事時間内にのみエレベーターに乗ることが許されているのですが、僕は次のご飯時にゴミを持っていって捨てるということをしていました。ただでさえエレベータが混んでいて、もう一度ロビーに行くのは結構辛かったからです。
エレベーターがコロナ患者で密になっていました….。この状況は自分も感染しているとはいえ少し精神的に辛かったです。どの時間帯くらいにいったら空いてるかは4-5日では検証できなかったのでなんともいえないですが、弁当の時間が40分くらい経ってから行くと一番僕は快適だったと思います。もちろんみんながみんなそうすると混んでしまうので見極めるのが難しいですね…。
エレベーターを使ってロビーに降りるのですが、アナウンスがされてからすぐに行ったことないので混み具合はわからないのですが、10分くらい経ってから行こうとするとすごい混んでいます。40分くらい経ってから行くとそこそこ余裕のある混み具合でした。
緑茶とお水、野菜ジュース、カップ麺は取り放題です。
緑茶は毎食2本とお水はたまに1本、野菜ジュースもたまに頂いていました。
さて、お弁当を紹介します。
朝食ですが、結構ボリューミーです。朝食と昼ごはんの間が短いので昼ごはんが入らないくらいお腹いっぱいになってしまいました。お昼ご飯が食べられなくなってしまうかもしれないので、僕は2回だけ朝食食べたんですがあとはもう食べませんでした。食べた方がいいと思うんですが昼ごはんと夕飯が食べられなさそうだったので自分で調整しました。
煮物や付け合わせの野菜があったりしますが、ちょっと野菜が物足りないかなと思っていました。野菜ジュースをとってきて飲むしかないですね。家で買ってきていたスーパーのお弁当より豪華だし量も多くて満足度は高いです。
別の日は豆料理も出ましたが、家で自炊しない人には食べられないようないろんな料理が食べられてよかったと思います。
治ったのでコロナ療養ホテルを退去する
体調の経過が良いことが確認できると朝の診察電話の時に退去日と退去する時間を告げられます。脱走は大阪などで報告されていますが、迷惑なのでやめましょう。療養施設ではとても親切に24時間対応してくださるので自分の体調が急変しても安心です。是非とも迷惑をかけないようにできる限り安静に過ごしましょう。
1階のロビーで借りたパルスオキシメーターなどを返却しホテルの入り口から出ます。帰りは送ってもらえないので自分で電車など公共交通機関を使って帰ります。
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コロナ療養ホテルから帰宅してから思ったこと
- 弁当が美味しい!量が多すぎ!
- マスクは毎日弁当についてくる
- いつものホテル宿泊とは置いてあるものが違う! 普段のホテルにはないものもある
- 生活が朝方じゃないと最初は辛いかも
- AmazonPrimeやNetflix、U-NEXTなどに入ってると退屈をしのげる
- 24時間、看護師さんにすぐ電話がつなげて安心
- 食事を取りに行く時のエレベータが密
とても良いホテルだったので過ごしやすかったです。すでにコロナ感染していたのでしょうがないとはいえ、食事の時に密なエレベーターに乗らないといけないのは結構苦痛でした。どうにかならないかな…。
そもそも変異型の種類によってそれぞれホテルを分けてるのかもなんとも言えない感じでした….
みんな無言でロボットのように規則正しく生活するのみという感じだったのでなかなかシュールでなんともいえない雰囲気のある5日間を過ごしました。
コロナにかかって、熱が下がって数日くらい後に突然息苦しくなったり、話をすると辛かったりしたので自分も重症化するのではないかと不安になることが何度かありましたが、ちょっとした息苦しさが後遺症として残っていますが無事対処することができてよかったです。
割と暇な時間が多いので可能であればAmazonPrimeやNetflix、U-NEXTなどが見られる環境を持っていくと良いと思います。ノートパソコンも持ち込めるので持っていっても良いと思います。
これからインド株のデルタ型やラムダ型が流行っていくと思うのでお気をつけてお過ごしください。
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